なまけもの時間管理術
時間管理というと自分に厳しくきちんと成果をだしつづけるため
自分をおいこみイヤイヤでも行動し続けなければいけないという
イメージが強く多くの人がそう思い込んでいます
この本は、そんな人たちに対して全く違う角度からの時間管理術を提供しています
すぐやる人じゃなくて、時間どうりにする人でなく
これからの時代コスパよくなんとか生き延びる
それは
『なまけもの』になる
時間を守るってそんなに偉いわけ?
時間管理するのはなぜなんだろうか?
時間と自分の自由
一番大切な優先順位
ぶっちぎりのトップは自分
時間は有限でなくむしろ余っている
- なりたいことややらなくてはいけないことが沢山あると
- なんとかしてうまくやらなければいけないと思いがちですが
- 何かをするために時間を作ろうとかでなく
- 考える時間は頭を使わない単純作業している時の方が思考しやすい
- 散歩中やお風呂に入っている時電車に乗っている時は頭を使っていない単純作業時間
- 考える時間はあえて取らず普段の生活の単純作業に考えてみる
ピザ配達員な何年頑張っても儲からない
時間どうり期限どうりにおなすことに自分の仕事の評価がある考え方は
特にこれからの時代、だいぶヤバい
- ピザ店の配達はピザが冷めないうちに30分以内で届けるというのが価値
- 何年やっても価値を大きく上げるのは難しい
- 30分を15分にしたところで仕事の価値は劇的に上がらない
時間あたりで受け取る報酬を大きく増やしたいなら当然
その仕事の価値を上げる必要があります
そもそも遅刻は悪なのか?
人と待ち合わせた時遅刻されると大変やな思いになります
遅刻をしても苦にならない場所、遅刻されても苦にならない場所に設定しておけば遅刻問題のほとんどが解決するのではないでしょうか?
という発想で
待ち合わせは本屋にするなどお互いにとって無駄な時間を産まないような場所に初めからしておく
時間どうりに「なになに」すべきだとという
べき論で物事を考えていると今までに取られてきた以上の成果は生まれない
むしろ
あえて正攻法でない方法で大きな成果を出す
すると
正攻法の人とは相性が悪い人ということになり
そもそも相性の悪い人と組みことになり
いろいろエネルギーを使ってすり合わせるのは
お互いかなり非効率
正攻法が好きな人には僕が遅刻した時ブチギレ早く離れてもらった方がラクなのです
自分だけの価値で生きる
時間どうり予定どうりこなすことを重視する風潮が根強く
時間を守ることに命をかけているような人もいます
たしかに同調性や物事を動かしていくことは大切ですが
そこにはなんの価値も生まれない
組織が未来の安定を確約してくれる時代はもうすぐ終わってしまいます
そうした世の中で快適に生きたいなら
『自分だけの価値を生み出すこと』
『優先順位を意識して働くこと』
をよく考えた方がいい
前もって決めた予定どうりに、ただ仕事だけをこなすというのは
むしろ何も考えていない人のやることなんじゃないんでしょうか?
それだと
人から言われたことに優秀な人になれても
自分で物事を動かすことに優秀な人にはなれないんじゃないでしょうか?
逆転の発想 仕事に時間を使うか?遊びに時間を使うか?
頭は仕事に使うものという幻想
頭を使うというのは
どれくらい集中力を切らさないでやるか
ということです
学校のテストで問題を解いているときは頭をフル回転で使っている感じがします
仕事ではどうでしょう
この仕事を午後3時までに仕上げなければみたいなことはありますが
「会社が終わったとき今日は1秒も無駄にせず仕事をした」とは誰も思わないはずです
仕事は頭を頭をつかわずに出来るものだし、頭を使ってするべきものでないのです
仕事は比較検討する為、情報収集することが多く
- 体を使い現場での情報収集
- 類似商品はどうゆうものがあるのか?
- ネットで検索するのはキーワードを入れる
だから
仕事は体を動かすことがメインになる場合が多くて頭を使うことはかなり少ない
全て遊びに振るくらいで丁度いい
頭を使いすぎない方が仕事は成功しやすい
何かに没頭している状態をゾーンとかフローとか呼ばれています
仕事でゾーンに入っている状態である必要があるのでしょうか?
- 何か売り込む時
- エクセルに文字を入力するとき
- 比較検討して一つを選ぶとき
それらは単なる作業であってゾーンに入る必要などありません
ある程度考えていない方がうまくいく
もしも仕事に行き詰まったら
いっそ遊びに頭脳をほとんど使って
余力で仕事をする方がちょうどよいのではないでしょうか
収入が多い仕事は実際たのしい
収入が多い人ほどそれが嫌いでやっているわけではなくて好きでやっている人が多い
趣味の延長で成り立っているような仕事
ゲームが好きでそれが自動的に仕事になったなど
好きだから延々にできるが価値になる
やりたいことだと長時間やり続けられるので自然と情報や知識が蓄積されそれがその人の付加価値になる
同じ時間なら視点をずらした方の勝ち
自分しか知らない情報が世の中にある時その人の価値は上がります
しかし、一人しか知らない情報なんて世の中にはないのです
みんなが見ているものをみんなが見ているのと同じように
見ていても自分の価値は上がりません
同じ時間を追求するなら「ここまで普通深く追求しない」というところを
あえて追求してみる
誰かが凄いと勘違いしてくれたらそれが仕事につながることもありうるのです
時間を切り売りするなとは
- 他人の作ったものに自分の労力や時間を費やさない
- 他人の手のひらの上で働いて楽しい?
- 同じ自分の時間を費やすなら自分の作ったものに費やしたい
- 起業して失敗は人生で美味しい経験
- 時給の仕事は質の高い仕事をすればするほど実は人生のコスパが悪くなる
質を上げるほど評価も報酬も高くなるという軸のある仕事を目指した方が人生は楽しい
時給仕事は質を高めたり早くこなしたりしても給料は上がらなずコスパが悪い
自分の時間を切り売りしたくないならそうではない働き方を目指すのがおすすめ
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