ヨーガの実践 本当の自分に気づくための実践
ヨーガで最初にでてくることは
- 繰り返し取組むこと
- 執着から離れること
- 心のはたらきをとめることは繰り返し取組むことと
- 執着からはなれることで止めることができます
心のはたらきの停止状態にとどまろうと努力し繰り返す
それを絶え間なく熱心に取組むことで確立される
この状態は瞑想のことです
瞑想は何かの対象に一心に集中することで心のはたらきの停止を実現します
心を一心に集中するには努力と熱意がかかせません
瞑想をはじめると
心を一心に集中することは難しく様々な思いが湧いてきて心を一つのところにおいておくことがなかなかできず一心の状態にするには努力が必要です
ストレスの原因は考えること?
考えることで様々な不安や苛立ちがおこり様々なストレスの原因になります。
出来るだけ考えない様にすることが心の安定につながります
瞑想は考えない練習の基礎トレーニングなのです
瞑想をしていくうちに集中力が増してきます
ラージャヨーガの八支則は瞑想の集中を維持しやすくする
ラージャヨーガには八支則があります
八支則
1 慎みべきこと ヤマ
2 励みべきこと ニヤマ
3 ポーズ・座法 アーサナ
4 呼吸法 プラーナーヤーマ
5 五感の制御 プラティヤーハーマ
6 集中 ダーナラー
7 瞑想 ディヤーナ
8 瞑想の継続・悟り サーマディ
これらをおこなうことにより
瞑想の集中を維持しやすくする
見たり聞いたり対象に執着しないことが自己の本質が純粋意識(プルシャ)であると悟ることにより体や心への執着から解放されることである
執着を捨てることが苦しみからの解放へとつながる
執着とは
- それがまるで自分の体の一部あるいは自分そのもののように感じる
- それを守ろうとする
- 手放せないでいる態度のこと
- 執着によって苦しみが生まれている
- 執着を手放さなければ心の平安は訪れない
- 体や心の執着は大きな苦しみの原因です
執着の対象
執着の対象 | 内容 |
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体 | もっと目が大きければ、もっと背が高ければモテるのに、 体を自分だと思い込んでいるので 病気の不安、年齢の不安が生じる |
人と比べる | あの人みたいだったらもっと私の人生幸せなのにと嫉妬する
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心 | 心に対する執着は自分の意見や考えに対して、それを自分のものだと思い込んでしまうことです 思考は自分らしいもので自分の思考は私達にとって自分らしいもので思考を批判されると怒りが生じます 仕事で必死に考えてきた企画を周りから馬鹿にされたとき まるで自分が馬鹿にされたかのように怒ります 思考を自分だと思いこいるので執着しているので怒りが生じるのです |
心の執着の外し方 | 私の本質が純粋意識(プルシャ)であると悟ることです つまり私は心や体ではなく純粋意識だと強く持つことです プルシャである私がなぜ仕事の企画を否定されて怒りを感じる必要があるか? 私の考えた企画と私は違うものであるから このように純粋意識の(プルシャ)が自分の本質であり 私は心や体でなく純粋意識であるプルシャだとと言う意識を強く持つことです |