太陽礼拝の歴史
太陽礼拝の原型は古代からあったとされています
体系化したのがバヴァンラオ・シュリニヴァースラオ・バント・プラティニディ(1868〜1951)とされる
いまから100年くらい前のこととされています
太陽礼拝の意味
太陽礼拝のポーズは12のポーズ
太陽の動きの視覚化する技法です
12のポーズは太陽への『祈り』
1日の太陽の動きと向き合うポーズとされている
太陽が登る朝日にたいして手をあわせ合掌のポーズ
呼吸を吸う吐くを意識しながらポーズをかえていく
やがて沈んでゆく太陽へ合掌のポーズで一週となる
日の出とともに光をはなち、じょしょに高度を上げながら強さを増していく正午に1番高い位置に上がり
やがて少しずつ高度を下げはじめる
沈んでいく太陽はやがて暗闇の中でみえる真理へと近づいていく
- 私たちは太陽からたくさんのエネルギーをあたえてもらったり
- 自分自身の心の内面の変化にきがついたり
- 感謝の心をささげたりする
1日から1年そして一生の単位に照らし合わせることができます。
宇宙の原理をあらわす太陽に創造の目覚めであるとともに解脱というヨガのゴールへと道が示されているともかんがえられます
日の出から合掌がはじまる | 正午に1番高い位置に | 徐々に太陽の高度が下がっていく | 日の入りとともに合掌 |
合掌から春が始まる草木がではじめる | 太陽が日増しに強くなる夏 生きとし生けるものすべてのエネルギーが満ちあふれていく | 自然界のエネルギーが徐々にしずまる秋 静けさの中で意識は内側へ向かいこうだいな宇宙に思いをめぐらせる | 生きるものが息を潜める冬 地上はひっそりとしているように見えても地面の下では次の季節会の準備が始まっている |
幼年期 最初の合掌が誕生の瞬間 | 青年期 自分を教えへと導いてくれる人々に感謝しながら成長する 最も活動的でエネルギーにあふれる青年期 | 壮年期 収穫の時期失敗もあれば成功もあり様々な経験を通して実豊かな人生を送る | 老年期 闇の中では真実がむしろはっきり見えるが如くサッドリーへと近づいていく 最初の合掌と最後の合掌では内面に大きな違いがある |
太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)を意識的に正しく行うことができれば体の中心のエネルギーを活性化することができ自我と他人という相違から生まれてくる混乱や衝突は打ち消され純粋な愛、思いやり、慈悲の気持ちが内側にめばえてくる