自分の問題と他人の問題をきっちりとわける
ある人が良かれと思って投げかけた言葉が
受けとる人の言葉の潜在意識(サンスカーラ)によって
その人その人によって違う潜在意識を持っているために全く違う受け取りかたをするでしょう
他人の持っている潜在意識(サンスカーラ)によって同じ言葉を投げかけても
自分の意図しないところで怒らせたり、悲しませたりしてしまうのです。
自分の問題と他人の問題を区別する考え方
余計な一言で相手を後悔させてしまった。
そういった思いは気にやむ必要はありません
周りでいつも機嫌悪くおこっている人がいても
あなたは気に病む必要はないのです
それはいつも不機嫌な人の問題でありあなたが気に病む必要はありません
その人は自分の潜在意識(サンスカーラ)でかってにおこっているだけなのです
あなたの怒りはあなたの問題なのです。他人が怒らせているわけではありません
他人があなたを怒らせているわけではない理由は?
あなたが誰かの言葉で怒りをかんじたり不愉快になったとします
そのとき
自分の心を観察しましょう
- 自分が怒りを感じた対象になにか否定的な印象をもっていなかったか?
- 自分が怒りを感じた対象に快感を感じたことがあるか?(自分のほうができるという思い優越感など)
- 怒りを感じた対象の人にこうして欲しいなど願望がなかったか?
この3つを手放す事が苦しみから解放される
願望、快感、否定の3つを手放せば悩みが消えていく
仕事が遅い人がいます
その人をみると仕事は遅いし効率は悪いしなかなか出来上がってこないためイライラが募ります
このイライラの解決のためには、その人がいなくなれば良いと考えるでしょう
しかし、そうではないのです
その人がいなくなり新しく人が入ったとしても新しく入った人がまた仕事が遅ければまた同じように怒りが湧いてきます
これは人の問題でなく
「仕事が遅いと」感じるとき怒りが湧いてくるという
自分の問題として捉えなければいけない
なぜ仕事が遅い人に怒りを感じてしまうようになったのか?
仕事はだれでも覚えていないところから始まる |
はじめから仕事を遅い人に怒りを覚えることはない |
仕事が慣れ覚えてくると、得意になり少し余裕が出てきます 自分に余裕が出てくるとほかの仕事の遅い人と比べ優越感が出る |
仕事が速いと周りの評価が上がりそれが快感となる |
それが快感となって仕事の遅い人を『あいつは能力がない』と見下すようになり自分の潜在意識が生まれます |
この快感と人を否定する印象によって、人の仕事に対する怒りやいら立ちが生じているのです |