ヨガの哲学の世界の始まりの考え方
純粋意識(プルシャ)に根源物質(プラクティス)を見られる事で
根源物質(プラクティス)のバランスが崩れ
3つの性質と一緒に世界が誕生する
心の3つの性質とは?
①純粋質(サットヴァ) | 調和的で純粋な性質 | 人間の体にあてはめると 心の作用 |
②激動質(ラジャス) | 活発に動く性質 | 血液や呼吸など生命活動 |
③怠惰質(タマス) | にぶく暗い性質 | 物質的な身体 |
人の傾向にたとえると
純粋意識(プルシャ)
根源物質(プラクリティ)根源物質の中には3つの性質がある
純粋質(サットヴァ)、激動質(ラジャス)、怠惰質(タマス)
①純粋質(サットヴァ) 規則正しい、調和的
- 激動質の(ラジャス)性のひとがパーティや騒がしい遊びを好むことにうんざりする
- 怠惰質(タマス)性の人が遅刻をしてくるとイライラする
②激動質(ラジャス)性の人はいつも活動的で刺激を欲している
- やる気のない怠惰質(タマス)性の人や瞑想
- 読書ばかりしている純粋質(サットヴァ)性の人に不満を感じます
③怠惰質(タマス)性の人は自分が面倒くさがりで怠け者と考えています他人に仕事を押し付けられたり余計な手間のかかることを嫌います
- 純粋質(サットヴァ)の人や激動質(ラジャス)の人は自分の安楽を妨害する敵対者になります
- 飲み会や遊びに連れて行かれるのは大変迷惑で出来るだけ慣れた自分の環境にとどまりたい
自分が怒っているのではない
あなたが怒りを感じるとき
この3つの性質が原因となりそこから起こっています
このとき自分が怒っていたりイライラしているわけないと思うことが必要です
- 遅刻した人を見て腹が立った時は私が怒っているわけでなく
- 私の純粋質(サットヴァ)がイライラしていると見る
待ち合わせ場所で突然キャンセルされてがっかりしている時は
- 私が不満を感じているのでなく
- 私の激動質(ラジャス)が不満を感じているのです
このように自分の怒りを感じたときは3つの性質にあてはめて捉えるのです
わたしたちの心は3つの性質に支配されているからです
心を平穏に保つには
わたしたちの心は常に3つの性質にとらわれているので
心の動きそのものを自分のものだと思わないこと
わたしたちの心の働きは常にこの3つの性質を帯びているので注意していてもすぐ3つの性質に取り込まれてしまいます
3つの性質の影響
純粋質(サットヴァ)の闘争 | 自分達こそ正義を振りかざす より純粋でありたいという願いは宗教闘争など自分達の正しさで他人を排除しようとする |
激動質(ラジャス)の闘争 | 自分達の会社や国が豊かになれば良い資源や市場を奪い合い利益を独占しようと考える その結果経済的に豊かな人々と貧困な人々との溝は大きく開いている 飽食で日々過ごす人々と飢えて苦しむ人々が増えている |
怠惰質(タマス)の闘争 | 世界で何が起きても自分達の身近に問題が起こるまで行動を起こさない どんな悲惨な事件や災害が起きても自分には関係のない出来事と思い世界の問題にほとんど無関心 |
人々は互いに対立しあい苦しみが終わることはありません
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