悩みを解決する仏教の考え方
悩みとはなんでしょう?
① 悩みはあなたの外側にあるのでしょうか?
② 悩みはあなたの内側にあるのでしょうか?
悩みとは何か外からの刺激を受けたときの心の反応のことだとされています
人の欲の中の承認欲求が強くそれにより心が強く反応して苦しむのです
自分の悩みについてほとんどの人は理解出来ていません
①悩みには原因がある
②悩みを理解する事が重要なのだが理解しないから悩みが深くなる
悩みを理解する手順は3つ
自分がどんな事で悩んでいるのか
自分で知らなければなりません。わたしたちの頭の中は意外と整理されていない状態で混沌としていることが多いのです
悩みを整理し理解をする3つの手順
①言葉で出す(ラベリング) | 自分の思っていること不満や欲求を言葉に出して確認する これをすることでモヤモヤしている状態から一歩抜け出せる |
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②感覚を意識する(マインドフルネス) | 目を閉じて手のひらの体温自分の体温を感じる 暖かいのか少し冷えているのか自分の体を感じてみる 体の感覚を意識する事で自分の状態を観察する |
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③分類する | 分類することで見やすくなる 自分が何を悩んでいるのか 何が好きなのか 何に興味を持っているのか? | 悩みは大きく分けて3つに分類できる ①貪欲 求めすぎ、期待しすぎ ②怒り 失った悲しみ、挫折、コンプレックス ③妄想 思い込み、不安 |
悩みは3つに分類される
悩みは大きく分けると3つに分けられる
分類することで悩みが見やすくなる
①貪欲 求めすぎ、期待しすぎ
- 収入を増やしたい
- これだけやったからもっといいことが待っている
②怒り 失った悲しみ、挫折、コンプレックス
- なんで俺の方より他の奴が評価されるんだという怒り
- 何の賞状も持っていないコンプレックス
③妄想 思い込み、不安
- 収入がある人のほうが偉いという思い込み
- 2位だった俺より1位だった俺の方が偉いという思い込み
こんな自分自身ではダメだ!!
という思いは『あなたが勝手に思い込んでいるだけ』
人の悩みは誰もがこの3つの悩みの中に含まれこの悩みを抱いているのはあなただけでなく
あなたが生まれてくる前のブッダ時代より前からずっとある当たり前の悩みなのです
悩みを解決する方法は決して自己否定しないこと
人間はほおっておくとすぐに自己否定してしまうのです
何か失敗するとすぐ自己否定してしまう
自己否定をすると承認欲求が渇きを覚えてしまい
①他者を攻撃してしまう あいつはあんな事してダメだなと攻撃する
②自分を攻撃してします どうせ自分なんてとさらに自分を攻撃してしまう
③逃避してしまう 鬱になる
自己否定は絶対してはいけない
- 自己否定をしているから攻撃や逃避をしてしまっている
- これを理解していないから悩みがなくならない
自己否定しないための方法
散歩をする |
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広い外を見渡す |
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私は私を肯定する |
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自分を肯定する
自分はこれをした
お金がもっと欲しい場合 |
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間違ったエネルギーで行動すると悩みが強くなる
否定というエネルギーは間違った考え | あいつよりも私の方が優れている 他者否定 一位でない自分が許せない 自己否定 もっと頑張らなければ自分が自分でありえない 自己否定 |
正しいエネルギーで行動することが必要
正しいエネルギーで行動することとは?
否定のエネルギーをすて正しい思いを持つ
正しいエネルギー考え方とは以下の4つ
慈 | 相手の幸せを願う |
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悲 | 相手の悲しみに共感する |
喜 | 相手の喜びに共感する |
捨 | 欲望を捨てる |